雑記ブログの壁!雑記ブログのカテゴリー整理の方法と実例を紹介します

皆様ご機嫌よう、ごいちです。

本日の記事では雑記ブロガーに立ちふさがる永遠の壁「カテゴリー分け」について紹介していきます。

Googleアドセンスの審査やSEO、サイトの離脱率のことを考えると、サイト運営における「カテゴリの設定は非常に重要」である。

というのはよく聞く話です。

とはいえ、テーマの絞られた特化ブログならともかく、テーマが雑多でカテゴリごとの記事数が薄くなりがちな雑記系ブログの場合、どうカテゴリー分けすればいいのかわからない!と悩むブロガーは結構多いのでは?

ごいち
カテゴリについて考えるだけで数時間経ってしまった・・・。
猫のイヴィー
雑記ブログはカテゴリ分けの難易度が高いのよね

カテゴリー分けに関して、例えば以下のように悩む方は多いはずです。

  1. カテゴリを整理するタイミングはいつがベストなんだろう?
  2. テーマの数が多くカテゴリもかなり膨れ上がってしまう=何種類に絞ればいい?
  3. 親カテゴリー、子カテゴリー、タグの使い分け方がよくわからない。
  4. カテゴリー整理の方法や手順は?どうやればいいの?

カテゴリ分けの方法について説明するサイトは数多くありますが、雑記ブログにおけるカテゴリー整理の具体的な例について載っているサイトは少ないように感じました。

ということで、雑記ブログを運営する筆者が実際に自分のブログのカテゴリー整理を行った経験をもとに「雑記ブログにおける理想的なカテゴリー整理の方法、筆者が行ったカテゴリー整理の実例、タグ・親カテゴリ・子カテゴリの使い分け」について紹介していきます。これからカテゴリ整理を行う方のヒントになれば幸いです。

こちらは、雑記ブログにおけるカテゴリ分けに悩むブロガー様向けに書いた記事になります。雑記ブロガー以外でも、カテゴリ分けに悩む方は参考になる内容です。
この記事を読み終わるまでの目安:10分~15分
スポンサードリンク

そもそもなぜ、カテゴリーを整理する必要があるのか?

訪問者の直帰を防ぎサイト内回遊を促す効果

少々ややこしい言葉を使いましたが、要は「より多くの記事を読んでもらいやすくなる」効果が望めるということです。

訪問者がブログを訪れる理由は様々ですが、筆者のファンやよほど筆力にほれ込んだ人でない限りは、雑記を目的として訪れる人はほぼゼロと考えてよいでしょう。そのため、カテゴリー分けが適当だと、せっかく記事でアクセスを集めたとしても、

「目的の記事のみ読んだら満足」

してしまい、単一の記事で離脱される可能性が高くなってしまいます。

これが、雑記ブログが特化ブログに対し直帰率が高くなり、検索エンジンからの評価が不利になりがちな原因の一つですね。

ブロガーであれば「ブログ運営」、英語の勉強がしたい方であれば「英会話」等、検索をしサイトにアクセスするには何らかの理由があるかと思いますが、カテゴリーによって記事がある程度分類分けされており、その分類が訪問目的と合致した場合、関連記事への移動や定着、サイトをブックマークしてのファン化につながる可能性が出てきます。

これが、カテゴリーの持つ大きな役割ですね。

となると、訪問者の定着や回遊を促したい場合、カテゴリー名は「訪問目的」≒「検索ワード」に合致するものを設定した方がよいということになります。

例えば、ブログカスタマイズに関する記事を多数用意し、検索からの流入が多く見込めるブログの場合は「ブログカスタマイズ」のカテゴリを用意しておくと、カテゴリーから関連記事に飛ぶ可能性が増える可能性がある、ということですね。

カテゴリー整理を行うタイミングはいつがベスト?

スポンサードリンク

カテゴリーの整理の理想のタイミングはブログ開始前がベスト。だが・・・

ブログのカテゴリーを整理するタイミングに関して悩む方は多いかと思います。
スラッグを変えたり削除してしまうとカテゴリページがリンク切れを起こしてしまうので、noindex(検索エンジンの訪問を遮断)していない場合は検索エンジンの評価が下がる可能性がありますし、ページ内でカテゴリページへリンクしていたページがあったり、カテゴリページをブックマークしている人がいたら大変です。
上記のデメリットや手間を考えるとカテゴリーの削除を伴うような大規模な整理はなるべく早い段階で行った方が良いです。ただ一方で、自分が今後どんな記事を更新していくか予測が難しいから雑記を始めた、という方も多いかと思います。
そのような方は、はじめはカテゴリーを絞りすぎずざっくり振り分けておき、記事が増えてきたら細分化する方法がおすすめです。
初期にカテゴリーを細分化しすぎると、1~2記事のカテゴリーが溜まって放置されるなど、訪問者にとって見づらいサイトになる可能性があります(自分もそのパターンでした)

ある程度記事が溜まってから再度整理がオススメ

ブログ開始時にカテゴリーのイメージが湧かずとりあえず雑記ブログにしている方は、まず10~20程度記事を書いてみることをお勧めします。

ある程度の記事が溜まってからカテゴリーの整理を行うことで、記事数の多いカテゴリーや少ないカテゴリーがハッキリしてきます。

カテゴリごとの記事数を見ることは、ブログの方向性を定める手助けにもなります。

コンセプトや方向性がない単なるアフィブログは、アクセスする訪問者にとっても魅力が薄いですが、著者の強みを活かしたサイトは、その強みが訪問者にとって有用なものであれば魅力的なサイトになります。

ある程度方向性が定まったら「メインのカテゴリ1~2個」+「サブのカテゴリ2~5個」で構成する「特化寄りの雑記ブログ」への方向性変更もおすすめです。雑記でアクセス数や自分の書きやすい記事を把握した結果特化ブログの運営を始める方もいるようです。

記事を書く→10~20記事程度溜まる→カテゴリ整理→記事を書く→・・・
といった定期的なサイクルが出来上がると序々に方向性も定まってきて「訪問者にとって有益な」情報が集まるブログになるでしょう。

カテゴリーとタグの使い分け方法について

分け方を考える上でまず理解しておきたいのが、カテゴリーとタグのそれぞれの特徴と違いについてです。

ブログの記事はカテゴリーごとにグループ分けして分類できますが、それとは別にWordpressや各種ブログサービスでは記事へのタグ付けの機能もついています。

それぞれの違いや使い分け方がよくわかっていないと、「ブログ運営」カテゴリの記事に「ブログ運営」タグが付いていたりとカオスなことになります。(自分のブログがそうでした)

カテゴリー=ファイルケース タグ=付箋 に置き換えて考えるとわかりやすい

オフィスにある棚の中にあるファイルケースとファイルの付箋をイメージするとわかりやすいかと思います。

カテゴリタグ
ファイルケースの画像本棚の中のファイルケース付箋の画像ファイルケースのファイルに付ける付箋
書類を裸のまま棚に突っ込む人はほぼいないと思います。付箋だけ貼っておいてもわけがわからなくなりますね。タグとカテゴリにおいても、カテゴリの方が重要度が高いといわれています。逆にタグの方はnoindex(クローラー回避)を推奨する方も多いですね。
背中に貼るラベルやファイル内に付箋がぐちゃぐちゃ貼られている棚から目的の書類を探すことを想像してみてください。
ファイルケースの分類と書類の振り分け≒カテゴリー整理は、後々の索引のことを考えても非常に重要ということが伝わると思います。

カテゴリの特徴は階層構造を持てること

カテゴリの最大の特徴は「階層構造」を持てるところです。

例えば

感想>漫画>鬼滅の刃

のような3階層を作ることができます。この場合、「感想」が親カテゴリ、漫画が子カテゴリになります。子カテゴリがさらに子カテゴリを持つことも可能です。カテゴリーの設定例を見ながら説明していきます。

例えば漫画や映画の感想を載せているブログの場合、カテゴリーを以下のように設定することができます。

カテゴリとタグの階層構造の説明画像
カテゴリとタグの設定例
記事作成時にカテゴリ選択を誤らない限りは通常、親カテゴリを選択すると紐づく子カテゴリの記事がすべて表示されます。
(※wordpressデフォルトではカテゴリは手動選択のため、Parent Category Togglerプラグインを入れる等しない場合は子カテゴリを選んでも親カテゴリが自動選択されないため注意。)
例えば「サイコロステーキ先輩って何?」という記事は「鬼滅の刃」カテゴリだけでなく「漫画」カテゴリ、「感想」親カテゴリの一覧ページにも表示されます。一方でタグは単独でしか機能しないため、あくまで索引のために使う形になります。
上記の場合、「鬼滅の刃」をタグ付けするかカテゴリーで持つか迷う方もいるかと思います。

カテゴリーは大きな分類、タグは小さな分類に使い分けるとよい

小さいファイルが大量に入った棚が使いづらいのと同じように、カテゴリはあまり細かく設定するとカテゴリごとの記事数が少なくなってしまい訪問者にとって不便になるので、カテゴリーごとの記事数はある程度確保できるよう作るのがおススメです。
例えば上記の図の例の場合、個別の漫画ごとの記事数が確保できていない場合は
カテゴリ:感想 > 漫画
タグ:鬼滅の刃、進撃の巨人
のように、作品タイトルのように細かいものはタグとして設定した方が訪問者にとっては見やすいブログになると思います。漫画ブログのように特化している場合は雑誌やジャンルごとにカテゴリーを分け、作品名はタグ付け、といったように分けるとよいでしょう。

1記事あたりのタグの個数はどれくらいがベスト?

1記事につける理想的なタグの数は3~5個といわれています。が、運用して間もないタイミングなど無理につけるとカオスになります。あくまで記事が溜まってきた時の索引用にするのがよいと思います。

できあがったタグをクリックしても関連記事がないと訪問者にとっては不便な仕組みになってしまいます。

また、あまり整理されていないタイミングで付けると ブログの運営 ブログ運営 Blog のタグがそれぞれ別にできたりとわけがわからないことになる場合があります。はじめのうちは無理につけなくてもよいと思います。

カテゴリーとタグの重複はあり?

重複しないように構築した方がわかりやすいです。

カテゴリーの方がページとしての重要度が高いので、タグはあくまで補助として設定し、なるべくカテゴリーと被らないように作成しましょう。あまり複雑な構造にすると、作成の際にも混乱しがちです。

実際にカテゴリー整理をした手順と実例を紹介

手順1:書きそうな記事や得意分野の分類案を片っ端から記載していく

自分の得意分野や書きやすい記事の内容を考えながら、まずはかたっぱしから候補を挙げていきましょう。ノートなどに書きながらやっていくとイメージが湧きやすいです。この段階では大きくまとめることや絞ることを考えず、「タグ」を考える時のように細かい分類を挙げていきましょう。

筆者が列挙したもの(実例)

ブログ運営報告、ブログカスタマイズ・デザイン、副業でのサイト作成、SNS運営、ポスターデザイン、チラシ・DMデザイン、名刺デザイン、ウェブデザイン、薄毛対策、健康、好きな時計紹介、節約・コスパライフ、メルカリ、和の文化紹介、歴史ネタ、料理、筋トレ、ニュース紹介、営業テクニック、食レポ、映画の感想、好きな音楽、好きな音楽、プレイしたゲーム、ネットショッピング、本の感想、投資、セールスフォース学習、構築
ごいち
めちゃめちゃだ!本当にこれがまとめられるのだろうか・・・。

手順2:ざっくりと親子階層に分類分け

次に、先ほど挙げたものを簡単に分類分けしてみます。
簡単に親カテゴリー・子カテゴリのように階層も作ってみましょう。この時点ではまだざっくりしたものでOKです。
グルメ・食レポ
映画の感想
好きな音楽等
好きなアイドル
プレイしたゲームの感想
ネットショッピング
購入したガジェットの紹介
読書の感想(小説、ビジネス本
ブログアフィリエイト
メルカリ・せどり
サイト制作
Amazonアソシエイト
株式投資
ココナラ
ブログデザイン・カスタマイズ
ポスターデザイン
チラシデザイン
名刺デザイン
ウェブデザイン
薄毛対策
筆者のファッション紹介
筋トレ
ストレッチ
靴磨き
メルカリ
ごいちのコスパクッキング
お得なショッピング
芸能ニュース
トレンドニュース
社会情勢・政治
ビジネス本の紹介
営業テクニック
セールスフォース構築

この時点である程度絞れてきましたが、「ブログ運営」「ブログデザイン・カスタマイズ」等まとめた方がよさそうなものや、書く予定はあるものの記事数が全然ないもの(デザイン系など)が見えてきました。

手順3:分けた分類を見て似ているものや記事数の少ないものをまとめる

作ったカテゴリを消去するより、大きく分類したカテゴリを分ける方が後々の影響が少ないので、最初はざっくりと割り振っておき、記事が増えた段階でまた整理するのがおススメです。ということで、まとめられるものはここでまとめてしまいましょう。

筆者の場合、強みを活かすという意味では認定アドミニストレーターの資格が活かせるセールスフォースネタや、営業販売実績を活かせる営業テクなどカテゴリーを用意しておきたいところですが、現状では記事がないので、「ビジネス・IT」と「副業・稼ぐ系」をまとめてしまいます。

食事の工夫や育毛剤やマッサージなど様々な体験を共有できるので記事に書きたいことは山ほどありますが、「美容・ファッション」も現状では記事が少ないため、「節約・コスパ」をまとめてしまいます。

似た分類や記事数の少ない分類をまとめることで、ある程度すっきりします。個人的にカテゴリ数は5~6個がベストだと思います。それ以上多いと訪問者が混乱する可能性があります。

上記の方法でカテゴリー整理を行った結果、以下のようになりました↓

カテゴリ変更before→After
カテゴリ変更のbefore→After
ちょっとすっきりしましたね。何より、わかりやすくなったと思います。
今のところこのブログのメインコンテンツは「ブログ運営」ということがわかりますね。カテゴリーを整理することで、記事数が薄いカテゴリーも見えてきます。
感想・考察はサブカテゴリが細かすぎますね。が、今後もライフワークとして観劇などの記事を書く予定があるのと、分類が難しいので一応残してあります。

得意分野に注力し、薄い分野は思い切って切り捨てる「特化型雑記ブログ」

記事にかけられる時間は決まっていますので、書きたいことだけかたっぱしから書いていると、何のブログだかわからなくなる可能性があります。
厚みが出ない記事のネタは思い切って切り捨て、得意な分野に注力する「特化型雑記ブログ」を目指すのもよいでしょう。注力先がある程度定まると、さらにカテゴリーがスリムになっていくかと思います。

まとめ

雑記ブログのカテゴリー整理についてまとめました。
  • カテゴリー整理を行う理由:サイト内の回遊を施す効果が見込める
  • カテゴリー整理を行うタイミング:早い段階で行うのがベストだが、記事数がある程度だ溜まったタイミングで再度行うとよい
  • カテゴリーとタグの使い分け:カテゴリーは大きな分類、タグはより小さな分類で使うとよい
  • カテゴリー整理の手順:①細かい分類の案を列挙 ②列挙したものを親子階層に分ける ③挙げた案を更にまとめる
以上、雑記ブログにおける記事カテゴリー整理の方法と手順でした。
いかがでしたでしょうか?
カテゴリーはサイトのファンを作るためにも非常に重要な要素なので、まだ整理していない方は改めて整理をすることをお勧めします!特に雑記ブログは苦戦しがちなので、当ブログが悩める雑記ブロガーの参考になれば幸いです。
ワードプレステーマ「ザトール」の画像

おすすめワードプレステーマ『The THOR』

  • SEOに強くカスタマイズが容易
  • 表示速度が圧倒的に速い
  • 複数サイトに利用できる

プロの開発陣が作成したテーマでビジネスを高速化してみませんか?

スポンサードリンク
カテゴリとタグの階層構造の説明画像
最新情報をチェックするならこちら↓