皆様ご機嫌よう、ごいちです。
今回はアドセンスの審査に合格したブロガー様向けの記事になります。
WordPressでブログを運用している方は、まずはアドセンス合格を目標にしている方も多いと思います。
ツイッターで合格報告をして、おびただしい量のいいねと称賛を貰って達成感を感じている方も多いのでは?
事実、アドセンスの合格率は10%にも満たないと言われており、合格した方はある意味ではブロガーとして大きな一歩目を踏み出したと言ってよいでしょう。
・・・しかし。
収益を上げる上で本当の意味で重要なのはここからです。
合格してからまずは様子見で自動広告で広告を設置している方も多いはず。
ですが、以下のような悩みを抱え挫折する方が多いのも事実。
- 全然クリックされない(毎月数10円~数100円)
- ヘッダーや記事のデザインが崩れてしまった
- ヘッダーに設置した広告が消えない
- サイトの表示速度が遅くなった
今回の記事では、広告に関する悩みを抱える初心者~中級ブロガーのために、
『自動広告をおすすめしない理由』を紹介していきます。
とりあえず自動広告を設置している皆様は、今回の記事を参考に見直してみて下さい。
①Googleアドセンスの審査に合格済みのブロガー
②広告の最適な貼り方がわからない
③とりあえず自動広告を利用している
上記に該当する方向けに書いています。
読み終わるまでの時間:約10分
アドセンスの自動広告の3つのデメリット
グーグルから届いた合格通知メールで書いてある通り、自動広告を配置しておけば運よく稼げるかも・・・。
そうした甘い考えは捨てましょう。
以下より、自動広告のデメリットを3つ紹介しますので参考にしてみて下さい。
1.ユーザーにとって邪魔な場所に表示される可能性がある
上記のように画面が広告だらけになってしまう可能性があります。
適当に配置する広告は『ユーザーにとって邪魔=離脱率が上がる』結果を招きます。
合格したてでアクセス数が月間数千PVの場合、アドセンス広告の収益は良くて数円~数100円。
小銭のためにせっかく訪問して下さったお客様をないがしろにしているサイトに未来はありません。
ユーザーの離脱率が上がると、SEO上も悪影響となり、結果的にアクセス数が減る可能性があります。
記事内広告はクリック率も低く満足度も下げるため個人的にはオススメしません。
種類を指定して自動広告をオフにする方法
上記画像のように、自動広告の設定ページで広告の種類に応じて非表示にすることが可能です。
個人的にアンカー広告は常に表示されて邪魔になってしまうのでオススメしません。
全画面広告は、イラスト・写真ACなどブログ以外のサイトで利用されるケースが多いですね。
2.自動広告でヘッダーの表示が狂うデメリット
自動広告がヘッダー部分に表示されて表示が大きく狂う可能性があります。
実際に、自分で初めて自動広告を設置した際、トップページの上部ヘッダーロゴ画像やアイキャッチ画像の部分に真っ白い広告が表示され、レイアウトが大幅に狂ってしまいました。
しかも再現性がなく、広告の種類によって変わる状態。
せっかくCSSやカスタマイズをいじって見やすいブログにしても、広告で見栄えが悪くなっては元も子もないですよね・・・。
アドセンスの自動広告は場所によって個別に表示をオフすることが可能なので、レイアウト崩れの原因になる固定ヘッダーのロゴ下に表示される広告をオフにしました。
しかし・・・
解除しても消えないヘッダー下広告
広告は『広告エリア削除』の機能で場所ごとに個別に広告を非表示にできるため、ロゴ下広告を非表示にしました。
が、広告エリアを削除しても削除しても発生する自動広告。
しまいには、上部画像のように、削除したエリアが上限の10個を超えてしまいそれ以上削除できなくなりました。
(※上記画像の右サイドバーを見てみて下さいw)
結果、ページ除外でトップページから広告を除外することに。
3.自動広告でページの表示速度が露骨に落ちる
自動広告を導入した後Google Page Speed Insightsで表示速度をチェックしたところ、明らかに表示速度が落ちていることがわかりました。
遅延の原因を詳しく調べてみると、自動広告が関連してそうな一文が。
1秒以上ブロックされるとかヤバすぎ・・・。
『第三者』が何か詳しく調べてみると、ブロック時間が1000ミリ秒間を超える「Google/Doubleclick Ads」なるものが。
Googleの広告を入れて、Googleの速度改善から広告が原因で遅くなっていると改善指示をされるというなんとも皮肉な結果に。
自動広告を見直すにあたり参考にしたサイト↓
自動広告の代替方法
- 自分のテーマに合った設置方法を調べる
- 効果の高そうな場所に設置する
- しばらく様子を見てクリック率を分析する
大抵の有料ワードプレステーマには広告を貼り付けるための場所が予め用意されています。
収益化を目的とする人が有料テーマに引っ越すことが多いのは、これが大きな理由ですね。
そのため、設置方法は使用するテーマによって変わってきます。
Googleで『自分の使っているWordpressテーマ名+スペース+アドセンス広告+設置方法』
等で検索すると設置方法について記載されたブログがいくつかヒットしますので、参考にしながら設置するのがよいと思います。
(上記検索窓からも検索可能です)
以下のようなブログが多数出てきます↓
Googleアドセンスの貼り付け方【申請コード・広告ウィジェット・目次前広告・自動広告】 – SWELL公式ブログ
アフィンガー5でアドセンス広告を設置する方法まとめ【絶対できる】 – TOMOKIBLOG
Googleアドセンス広告をJINで表示させる方法をシンプルにまとめたよ – やだオスカルWEB
ブログ運営系の記事は多すぎて良記事を見分けるのが大変ですね(笑)
内容はどれも似たりよったりですが、アドセンスは仕様が頻繁にアップデートされるため、更新年数が新しい記事の方が良いと思います。
既に成功しているブロガーの記事を参考にするべし
自分が参考にした記事では、①目次上 ②記事下 にはほぼ広告が設置されていました。
※自分の利用しているThe THORでは目次上に設置できないため、目次下と記事下に設置して運用しています。
自分が設置の参考にしたのは以下の『たかはし@副業ブロガー』さんのツイッターでした↓
「アドセンス広告(スマホ版)」の一番成果の出やすい配置とその『収益率』を発表します!(かなりレア情報だよ😘)
個人的にかなり面白い結果でした!検証してみて…PC版と全然『収益率』が違ったのでビックリ!あなたの予想は当たったかな…?🥰#ブログ初心者 #ブログ書け #ブログ仲間募集 pic.twitter.com/6A5VqlbSEn— たかはし🍀@ 副業ブロガー🌈 (@jpnetkigyou) December 17, 2020
実際に効果分析した結果なので参考になりますね。
アフィリエイトリンクの設置とアドセンスコードの設置は場所が競合しがちなので、アフィリエイト用の記事にはアドセンスコードを設置しないなどルールを設けておくとよいと思います。
自動広告のデメリットまとめ
- ユーザーにとって邪魔な場所に表示されることがある
- 広告によってはレイアウトが狂う可能性がある
- 処理情報が多く、サイトの表示が重くなる
自動広告には、上記3つのデメリットがあることがわかりました。
ワードプレスではテーマによって広告設置場所が設けられており、
目次の上や記事の下など自分が好きな場所を指定して運用するのがオススメです。