皆さまご機嫌よう、ごいちです。
相変わらず海外を中心にコロナウイルスが猛威をふるっていますが、みなさまはいかがお過ごしですか?
私はコロナの影響で出勤が抑えられているので、空き時間を利用してLP制作の依頼を受けたり資格試験の勉強をしたりメルカリで商品を出品したりと、変わりつつある生活リズムにいい具合に順応してきております。
一方で、飲み会に行く機会が激減しました。いわゆる「自粛」ですね。自粛もよいですが、たまには外に出ないとストレスで逆に体調を悪くする可能性がありますよね。
コロナの予防としては
- マスク
- 手洗い
が代表的ですが、規則正しい生活と定期的なストレス発散は、防疫の上で非常に重要です。家にこもり太陽を浴びる機会が減少すると、ビタミンDやセロトニンの生成が十分にできず、心身共に不健康になりやすくなってしまいます。芸能人の自殺がニュースになっていますが、コロナの影響も少なからずあるのではないかと思ってしまいます。
また、国民全員が自粛をすることによる経済の悪化も心配です。百貨店やアパレルブランドなども続々と潰れていますが、海外からの旅行客が激減しているので観光地も大打撃を受けています。経済悪化により増加した自殺者がコロナの死亡人数を上回ったら、それこそ目もあてられませんよね。
ということで、コロナによる経済悪化を防ぐべく打ち出された「Go toトラベル」。賛否ありましたが、自分はこの政策に関しては「是」です。非常にありがたい。
そして、おそらく今以上に安くなることはないでしょう。ということで、自粛生活のストレス発散も兼ね、お得に泊まれるこの機会に旅行に行くことにしました。
まずはGo to トラベルの給付要件と上限額を確認
今回は温泉に癒されたい。ついでに東武ワールドスクエアや日光東照宮に行ってみたかったので、日光旅行に行くことに。紅葉の季節はもう少し先だがまあいいだろう(また行けばいいし)
まずはGo toの適用条件を確認してみる。
Go to トラベルの支給金と上限金額
Go to トラベルによる支給の仕組みは、
- 宿泊・旅行代金の50%を支援
- 給付額のうち7割は旅行代金の割引・3割は地域共通クーポンを支給
- 給付額の上限は2万円まで
という形になっている(2020年10月5日現在)
給付上限のことを考えると、上限の2万円いっぱい給付される宿泊料金1泊4万円程度の宿がもっともお得に利用できる計算になる。仮に1泊4万円の宿をとると、最大で14,000円分が割引され、更に6,000円分の地域共通クーポンがもらえることになる。非常にお得だ。
Go to トラベルの利用方法
利用方法は非常に簡単。Go toに対応している宿を対応プランで予約するだけ。不安な方は電話で予約するべし。Go toを適用して予約をすると、期間内であれば、宿泊施設にて宿泊当日〜翌日まで使える地域共通クーポンを受け取ることができる。ちなみにこのクーポンは隣接する県でも使用可能な上、宿泊施設によってはおみやげ屋やアクティビティでも利用できる優れものだ。
せっかくだから普段宿泊しづらい日光周辺の高級旅館へターゲットを絞り予約をしてみることにした。
星野リゾートの界日光が要件にベストマッチした
- 日光周辺の宿泊施設
- できればホテルより趣のある旅館
- 普段行きづらい高級旅館で上限は1泊4万ぐらい
いくつか候補をあげ探したところ、上記の条件にまさにマッチする宿泊所があった。
【星野リゾート 界 日光(公式サイト)】だ。
- 中禅寺湖の真横、華厳の滝まで徒歩圏内という好立地
- 日本の趣のある旅館形式
- サービスに定評のある星野グループの旅館
- 朝・夕食事付きで1泊約40,000円
まさに今回の要件にベストマッチの内容だ。星野リゾートは名前は聞いたことがあるがまだ泊まったことがなかったため、泊まっていたいという思いもあった。
予約は以下の形でおこなった。
大人 ¥40,850×2
宿泊料金合計 ¥81,700
GoToキャンペーン合計 -¥28,000
合計金額 ¥53,700+地域共通クーポン¥12,000
旅行計画はGoogleマイマップで自作地図を作成!
Googleのマイマップという機能を使うと、宿泊地点周辺の観光地を適当にポコポコ追加していくことで自作の観光マップを作ることができる。ちなみにマップは他人にシェアすることもできるので、作成してから一緒に旅行する仲間にシェアすることも可能。便利!
(※余談・・・ちなみに話は逸れるがこのマイマップ、エクセル形式のファイルのインポート・エクスポートも可能なため、セールスフォースのレポートからマーケティングデータをcsv形式でエクスポートしてマイマップで読み込んでリードソースごとの地域別色分け販売実績を出したりとビジネスでもかなり使えるのでオススメだ。ここらへんは興味がある人も多いはずなので別途ブログで紹介しようと思う。)
作成した奥日光→日光駅周辺のGoogleマイマップは以下のような感じになった。ルートを考える時にかなり参考になるかと思う。
星野リゾート 界 日光のある奥日光から日光東照宮や東武ワールドスクエア、江戸村のある日光駅周辺まではおよそ1時間。ある程度まとめて観ると移動が少なくなり楽だ。
今回は2日間で、あまり体力のない人が同伴するため、ハイキング等は抑えつつ、あまり詰め込まずゆるく楽しむプランでいくことにした。
日光駅周辺編:東武ワールドスクエア→日光東照宮→帰宅
個人的に日光江戸村でかぶき者や新撰組のコスプレをしたかったのだが、1人旅でなかったので実現しなかった。誰か一緒に江戸を体験したい人はご連絡ください。かぶこう!(笑)
いざ、出陣!
日光があるのは栃木県なので千葉・東京等から出発する場合はおよそ2時間ちょっとで行ける。距離にして160kmぐらいなので、巨大で新しい守谷SAや羽生SAで休憩を挟むとちょうどよい。
自分は羽生SAに立ち寄った。こじんまりとしているが、ずんだ(枝豆)シェイクが運転で疲れた体と喉を癒してくれる。
以下は、星野リゾート界日光のレビューを紹介していく。
星野リゾート 界 日光の評価
個人的なレビューは以下の通り。
立地 | 5 |
清潔感 | 4.5 |
サービス | 5 |
価格 | 3 |
総合 | 4.5 |
チェックインの時間に確認の電話。入り口はややわかりづらい(いろは坂の出口にある一方通行のような道を進んで行った先に看板が見えてくる)到着早々、スタッフの方が表まで迎えに来てくれるなど、行き届いたサービスが素晴らしい。スタッフの応対の雰囲気も含め、ディズニーやスターバックスなどと同様のホスピタリティーを感じた。星野リゾートグループ自体へのファンが増えるのも頷ける。アメニティーも充実しており界独自の風呂敷が用意されていた。地域によって色が違うらしく、これを集めるファンもいることだろう。
界自体の開業年は6年前だが、元は「日光の離宮 楓雅」というウン十億建てた旅館だったとのことで、建物自体はやや古い部分が残っている。ここは人により好みが別れるところだろう。ただ、しっかりと清掃されており清潔感があった。コロナ対策も万全で安心だ。特に夕食の間の天井に描かれた絵画は素晴らしい。ちなみに来年全面改装を予定しているらしい。今の状態を楽しみたい方は今年中に行くとよいだろう。建築のセンスは個人的にはまあまあかな、と感じた。ここらへんに手が入るかもしれない。
3000坪に33室だけという贅沢な空間の使い方だけあって、部屋に檜風呂がついていたり、トイレがやたら広かったりと室内の広さが確保されていてよかった。部屋のど真ん中にベッドがあるのにはたまげたが、寝心地もよく、寝転んでくつろぐことができた。
また、地域の伝統文化としてスタッフが行う日光下駄の物語を話す下駄談義や、食事に使う焼き物や食材など「日光ならでは」のものを使用しており地域性をうまく活かしていた。館内の移動は下駄が用意されており履くことができる。
飲み物(無料)付きのラウンジがあるため、本や新聞を読みながらゆったりするのもよいだろう。また湯上りの部屋には梨ジュースやルイボスティー、アイスキャンディーがありくつろげるようになっている。温泉の水質もよく癖がないためゆっくり浸かることができる。露天風呂は外が見えないため景色はいまいちだが気持ちよかった。宿泊者も少ないので温泉は軽く貸切気分を味わうことができる。別途貸切風呂もある。
バーなど大人の遊び場がないため男性のひとり旅というよりは40歳以上の夫婦や家族ででの利用やゆったりしたい方向けの場所だろう。日光という地自体が全体的にやや昭和のにおいが残る地域なので、そういう意味では旅行者の層に合っているかも。ゆったりくつろぐにはよき場所だ。アクティビティやライブラリー、土産屋も充実しており、施設だけでも旅行を楽しむことができる。
懐石料理は季節や地域の食材をふんだんに使っており、旅行気分を満喫できる。よき旅館に泊まるならばやはり食事はつけた方がよいと個人的には思う。満足度が段違いだ。食事のスタッフの応対も非常によかった。
Go toを利用したため総合的な満足度はあったが、原価の4万で利用となると「サービス」の部分にいくら支払うかによって判断が別れるところかと思う(食事に関しては1泊2万前後の旅館でもかなりうまいところはあるため)これにより割高と感じる人もいれば妥当と感じる人もいるだろう。
個人的には満足だった。温泉には3回も入ってしまった(入りすぎ)夜中や早朝は貸切状態だった。ゆっくりストレスを発散するにも実におすすめだ。
まとめ
コロナの影響でANAの給与カットやボーナス0が騒がれているが、自粛の影響でラーメン店が続々閉店したりアパレルが倒産したりと飲食店や旅行業界以外も大打撃を受けている。ということで、そうした日本の様々な業界や施設、伝統を守るためにも、Go to to トラベルというこれ以上ないほどお得な機会を利用して旅行に行くのは推奨したい。
現地でお金を落とすのは日本経済のためにもなるし、まだ利用されていない方も利用することを強くオススメします。