ごいちです。
先日、ハロー・プロジェクトの人気アイドルjuice=juiceの高木紗友希さんが、文春の報道により8年以上活動していたグループから脱退することになりました。
⇒Juice=Juice・高木紗友希、ハロプロ&グループでの活動終了を発表 – yahooニュース(クランクイン!)
最近のハロプロは内輪で話題になることはあっても週刊誌にすっぱ抜かれるケースが少なかったことや、予想外のメンバーだったこともあり、衝撃の大きなニュースでした。
これを受け、ファンの間でもアイドルの恋愛禁止に関して様々な意見が交わされました。
Twitterやブログ、5chの意見の一部↓
- アイドルは握手会など疑似恋愛で売っている面もあるのだから恋愛禁止は当たり前=処分は妥当
- ハロプロは歌が好きなファンも多いのだから恋愛禁止の価値観を見直すべき
- バレなければ別に恋愛をしても良いと思う
- 今回は恋愛が原因での処分ではなくコロナ禍での多人数での飲食や同棲が脱退の原因
- 事務所指示の脱退ではなく、さゆきがけじめとして活動継続を選ばなかったんだと思う
- 恋愛解禁させると他のメンバーにも波及し収集がつかなくなる=解禁すべきでない
- 自分の推しで同じことがあったらショックがでかすぎる
上記はあくまで一例ですが、ファンの間でもかなり様々な意見で割れていることがわかります。
自分も、アイドルと恋愛について、改めて考えさせられましたので、考えを整理してまとめてみました。
アイドルの私生活に言及することについて
思い出したのは『なんてったってアイドル』の歌詞
小泉今日子さんの人気曲過去曲の歌詞に以下のようなものがあります。
ヘアーデザイナーにメイク スタイリストもありがとう イメージを作らなきゃ 清く正しく美しく
※小泉今日子『なんてったってアイドル』歌詞より引用
今見ても非常にメタ的で面白い歌詞です。
恋をそのうちしたならマネージャーにも言わないで驚かせちゃうわ 彼と2人手を振って
※小泉今日子『なんてったってアイドル』歌詞より引用
一人の少女が『偶像』として持て囃されることと、自分自身の欲求に対し、メタ的視点でもって表現している革新的な曲です。
そう、この頃から『アイドルはかりそめの姿であって、普段はただの少女である』という見方は存在していました。
スポンサーや事務所が関係している以上は『言ってはいけないこと』『やってはいけないこと』など制限は数多くあるはずで、どのアイドルも、制限がある以上はプライベートの姿と活動中の姿は少なからず相違があるはずです。
ちなみに、最近発売された現代版なんてったってアイドル『こんなハズジャナカッター』の感想は以下の記事で紹介しています。
こちらは『恋愛』『少女』といった視点を超え、定義の幅が拡がりに拡がったアイドル群雄割拠時代におけるアイドルの在り方を面白おかしく描いている曲です。明るい気持ちになりたい方にオススメです。
今日は2月3日にMV公開されたBeyooooonds(ビヨーンズ)の2ndシングルのうちの1曲、『こんなハズジャナカッター』について、ビヨ好きの自分がアツく語っていこうと思います。ブルートンこの曲・・・ヤバいっす。[…]
私生活が明るみに出ることがあり得るという話
通常、プライベート姿が事務所を通さずに明るみになることは滅多にありません。
ただ稀に、今回のような週刊誌のすっぱ抜きや、TwitterなどのSNSで悪意のある人により公開されてしまうことがあります。
例えばよくある話だと『男性との2ショット』や『タバコを吸う姿』が週刊誌に抜かれるケースがありますが、こうした『私生活を晒す行為』により、芸能人の仕事とプライベートの境目が曖昧になっています。
そもため、芸能人は事務所から私生活での素行も含めてある程度の節度を求められることになります。
その『節度』に恋愛を含めるかどうかが今回の騒動の焦点ですね。
プライベートでの恋愛はいけないことなのか?
未成年者飲酒などのプライベートでの犯罪行為に関しては言わずもがなですが、恋愛自体は法律で禁じられているわけではないため、恋愛が大きなニュースになるのは芸能人特有といえます。
特にアイドルはプライベートでの恋愛がニュースになりがちです。
そしてニュースになったタイミングで仕事がキャンセルになったり、契約解除になるケースも多くあります。
そのため、公に『恋愛禁止』をルールにしているAKB48など、契約に恋愛について盛り込んでいる事務所も多くあります。
一方で、『プライベートでの恋愛』まで縛るのは、人権侵害にあたるのではないか?という意見があります。
⇒「恋愛は幸福追求権」アイドル交際禁止違反で賠償請求棄却した東京地裁判決を受け、ブラックな業態は改革を – yahooニュース
男女平等やジェンダー論への注目が集まる現代において、人が生きる上での当然の権利である『恋愛』を縛ることは時代にそぐわない行為なのかもしれません。
皆様はどう思いますか?
活動一定期間経過後に恋愛を解禁する事務所もある
J.Y.Park(餅ゴリ)の評価基準には人柄も含まれている
人気アイドルグループであるTwiceやNiziUを生み出したJ.Y.Parkは、評価基準に『人柄』も設けており、合宿では裏の姿も含めて評価していました。
パフォーマンス中などカメラに映った時の姿だけでなく、練習中など裏の姿も含めて評価基準に含めることで、元々の『人間性』を観ていました。このように裏の顔も含めて観ることである程度プライベートの姿と活動中の姿の乖離の少ない方を選びリスクを減らすことができるとは思います。
また、Twiceはデビュー3年で恋愛が解禁されました。
そのため、メンバーの恋愛が発覚しても脱退せずに活動が継続されています。
これは、『卒業と脱退を繰り返し活動を継続する』形式を選んでいないため脱退自体がグループそのものの存続を左右してしまう点も影響しているかもしれませんが、戦略として成り立っています。
『アーティスト』として評価されやすくするためにも、脱退するメンバーを減らすためにも、事務所の懐はこうしたところで示していくべきだと思います。そういう意味ではマネジメントが非常にうまいですよね。
日本のハロー・プロジェクトやジャニーズ事務所では未だこうした戦略はとられていません。ジャニーズの場合は結婚のタイミングで公表するケースが多いです。
ファンは推しの恋愛を許せるのか?
ガチ恋、楽曲派、スタンスによって大きく異なる
アイドルの恋愛の是非に関しては、グループの方向性や応援する人のスタンスによりかなり異なると思います。
例えばキャバクラの仕組みをそのまま芸能界にもってきたような事務所グループの場合、『疑似恋愛』に支えられるビジネスモデルですから、ガチ恋の割合が多く、恋愛が発覚することのファン離れの影響は非常に大きいと思います。
では渦中のハロプロはどうなのか?
ハロプロはアイドルだがアーティスト的側面がある
ハロー・プロジェクトのアイドルは少々複雑な事情を抱えています。
元々モーニング娘。はつんくの『シャ乱Qロックヴォーカリストオーディション』の落選者から結成されています。
アイドルながら反骨精神を感じるようなメンバー構成が『ザ・アイドル的キャワキャワ世界観』へのアンチテーゼとして機能し、従来のアイドルファンだけでなく、新しい層のファンも惹きつけました。
つんくの歌謡ロック感とアメリカのファンク・ソウルと歌謡曲をミックスしたような『赤羽橋ファンク』的楽曲のクォリティの高さから、『ハロプロ楽曲派』と呼ばれるような、楽曲の質に惹かれるファンも多くいます。
モーニング娘。に関しては恋愛ハンターやone two three頃から大久保薫さん編曲によるEDM路線が強くなっていますが、曲の路線は変わっても変わらず楽曲への拘りは貫いています。
こうした楽曲への拘りから疑似恋愛に興味ない楽曲派のファンもライブに足を運ぶことがあります。
こうしたファンの多くはメンバーの恋愛容認派かと思います。
アイドル的側面も強いハロプロ
上記のような側面がある一方で、ハロプロは握手会やバスツアー等も行っており、メンバーカラーやサイリウムの導入など『ザ・アイドル』な活動も行っています。
メンバーの中でも『アイドルに徹するタイプ』『パフォーマンスの質にとにかく拘るタイプ』『昭和アイドル的アイドル観に憧れるタイプ』など様々なタイプがいます。
ゴマキや高橋愛のように『カッコいいアイドル』として立ち位置を確立したメンバーもいる一方、道重さゆみやももちのように『カワイイアイドル』に徹した伝説的な愛されメンバーもいます。
可愛さだけでなく媚びない芯のある部分や毒のある部分が、多くの方の支持を集めていました。
こうした可愛さやアイドル的要素に惹かれた『ガチ恋』オタクも多いです。ガチ恋をこじらせて牛丼に涙をこぼすオタクが発生したり、握手会で結婚してくれとか言うオタクも少なからずいました。
⇒俺さゆのこと好きすぎてどうしたらいいかわかんねえ – ハロペディア
こうしたガチ恋系オタクは、仮に推しの恋愛が発覚した場合ショックが大きく、推し変をする可能性が高いです。道重さんがドラマでキスシーンを絶対拒否したのは、ファンに少なからずこうした方が多くいることを理解しての行動だと思います。
アイドルとアーティストのハイブリッド⇒ハロー・プロジェクト
上記のようなアイドル的側面と、楽曲やパフォーマンスに拘るアーティスト的側面が絶妙に合わさることで、独自のエンターテインメントとして成立しているのがハロー・プロジェクトです。
最近ではWACK(BiSH,BiSなど)やフィロソフィーのダンス、オサカナ、CYNHNなど楽曲派のアイドルもかなり増えてきましたが、ハロプロはアイドルの王道でありながら『男に媚びる』タイプのアイドルへのアンチテーゼとしても機能するタイプのアイドルのはしりといえます。
売り出し方も従来のアイドルとしては少々特殊で、『可愛いいからダンスや歌が下手で口パクでも許される系アイドル』ではなく、生歌でのパフォーマンスに拘わる『アーティスト的プロ集団』として売り出しています。
最近ではTシャツもメンバーカラーの派手Tではなく、クールハローと呼ばれるモノトーンのカラーに変更し、いよいよアイドル的アイドルからの脱却をすすめています。
人気の高いメンバーも、通常のアイドルの人気の要因になりがちなルックスやアイドル性だけでなく、ハロプロの場合はスキルが伴っているメンツが多いです(まーちゃん、だーいし、フクちゃん、宮本かりんちゃんなど)
アーティストは良くてアイドルは駄目?
恋愛に関しては、アイドルのみ禁止されることが多いものですが、何故でしょうか?
アイドルとアーティストの違いとは?
見た目も含めて求められるのが『アイドル』?
でも、見た目の可愛さや綺麗さに憧れる同性のファンの多くいますよね?
近年ではアーティストでも握手会やサイン会を行う例も増えています(自分も某ピアニストのサイン会に参加したことがあります)
また、アイドルでも恋愛が祝福されるケースがあります。
全員結婚しても活動を継続した新潟の人気ロコドルNegiccoの例です。
アイドル以外にも、声優など、恋愛が発覚するとファンが発狂する例もあります。
こうなってくると、『アイドル』『アーティスト』というくくりではなく、恋愛を禁止するかどうかは、事務所やファンのスタンス次第といえるのでは。と思えてきます。
そして、許せるかどうかは、ファンのスタンスにより異なるということです。
今回のようなケースでは、『推しの恋愛を許せないファン』を切り捨てるのか?が、方針にあたり今後の大きな問題になりそうです。
アイドルは疑似恋愛要素がないと売れないのか?
最近では女性ファンやライトなファンも増えてきました。
ただ正直なところ、ただでさえ販売枚数が爆発しているわけでもないのに、公に恋愛解禁してガチ恋を離れさせるという選択はなかなかとりづらいと思います。
CDを複数枚買って握手会をループするなど、ガチ恋が買い支える一面もあるため、これを完全に切るのは『アイドル』という冠で商売をする以上はなかなか難しいと思います。パズドラなどガチャ系スマホアプリも、利益の殆どは『ほんの数%の重課金者』といわれていますが、アイドル業界でも同じようなことが起きています。
今回の文春の件でもハロプロの場合は恋愛を容認する意見も多くみられた一方、狼(5ch)など過激な意見を交わすファンが集まる場所では『プロ意識が低い』『隠れて恋愛するぐらいなら卒業すべきだった』『さゆきオタは息をしていない』といった厳しい意見も数多くありました。
アイドルであるからこそ成り立つ商業的側面と、アイドルであるからこそ縛られる活動のジレンマがあり難しいです。
今回の高木紗友希さんの活動終了は恋愛だけが原因ではない?
今回の文春のニュースを受けてすぐの脱退となったため、『ハロプロはやっぱり恋愛禁止なんだ!』と言う論調が多く観られました。
ただ、実際のところ、単なる恋愛が原因とは言い難いと思いました。
事務所の発表は以下の記事の通り。
⇒交際報道の高木紗友希 Juice=Juice脱退&ハロプロ活動終了「自覚を欠いていると総合的に判断」- スポニチアネックス
あくまで持論ですが、発表を聞く限り、脱退の一番の原因は以下の3点だと思います。
- 相手が有名人であること(関係各所に迷惑がかかる)
- 緊急事態宣言下での人を交えての飲食と外出
- 友人等の言い逃れのできない同棲という形式だったこと
過去の例を見ても、関係者の暴露など恋愛関係で炎上したメンバーは数名いましたが、脱退までに至らないケースもありました。
これは、恋愛をしたからといって確実にクビにする事務所ではないということを意味しています。
今回は上記①②③のケースが重なって起きた悲劇だと思います。
『すっぱ抜かれなきゃいい』が正解?
恋愛解禁の話になった時に、恋愛しているアイドルが『今、恋しています!』と恋愛を公言することが前提の論調も数多くありますが、あえて公言する必要性はないと思います。
実際、20歳以上の女性に対して恋愛を制限するのはなかなか厳しいものがあると思います・・・むしろある程度見る目を養った方が、結果的に幸福になれるのでは?と思ったり。
禁止するからこそ明るみに出た時の悲劇が大きいように思います。
また、ある程度の年齢を超えた際に解禁するなどするのも一つの事務所の『脱退予防策』と言えるのでは?
あなたは、推しが恋愛するのと、望まぬ脱退をするの、どっちがツラいですか?
ガチ恋のファンがジェラシーを抱くのは当然
ガチ恋をしていたオタクは、ナイショで交際相手がいたことや同棲をしていたことに対し、交際相手に対して『ジェラシー』を抱いてしまうのは当然でしょう。
恋とはそういうものです。
ですがそんなガチ恋のオタクに捧げたいのはロマンスの途中のこんな歌詞です。
他人の彼氏をうらやむような せこい人生はみっともないんだぜ
※juice=juice 『ロマンスの途中』歌詞より引用
推しが幸せなら、応援するしかないんです。
・・・とはいえ。
そこで見切ってしまうオタクはいるわけで。認知目的で握手会をループするようなオタクが見切ることで握手会やイベントの売り上げやオーディションの選考に影響があるとすると、打撃は少なからずあるはずです。
歌唱力やパフォーマンス『だけ』で売ってきたならば特には関係がありませんが、アイドルという特性上、握手会やイベントなど疑似恋愛するファンに売上が支えられている側面があるからです。
ここを切り捨てるか、開き直るか、乗り越えるか。今後のかじ取りを考える上でも、ハロプロは選択が迫られているように思います。
アイドルと恋愛に関する自分の意見
親目線オタクが推しの恋愛に抱く複雑な感情
自分はアイドルに対してガチ恋をしたことがなく、親心の目線でアイドルを応援することが多いため『結果的に幸せになってくれればいい』と思う派です。
つまりは自由恋愛推奨派・・・かと思いきや、少々複雑な面があります。
『幸せになってくれればいい』が厄介で、相手が遊び目的のチャラ男や地元のヤンキーだったり、いやらしそうな業界人だったりすると、発覚した段階で嫌な気持ちになったりします。
自分が見守ってきた娘が悪い男の毒牙にかかったら嫌な気持ちになる親が殆どですよね。
家庭でも、18時以降外出禁止など厳しいルールを設ける親もいれば、完全に放任する親もいますので・・・『恋愛』に関しても人によって意見が分かれそうです。
自分の場合、具体的な例で言うと、こぶしファクトリーのたぐれなや乃木坂46のふりんごの件や加護ちゃんの件では何とも言えないかなしい気持ちになり、橘慶太とあややの例や真也と石黒彩の件、辻ちゃんと太陽くんの件などは単純に幸せな気持ちになりました。
(ちなみに辻ちゃんはたまたま家族バーベキューしてるところを観たことがありますが本当に幸せそうでした。いいね。)
このように、『推しの恋愛相手』によって気分が左右されたりします。
おまえみたいなどこの馬の骨かわからんような顔の黒い男に娘はやれん!!的な。まさにパパママ目線。
ハロプロは小学生~中学生で加入するメンバーも多いため、この目線のオタクは結構多いと思います。
度を超した貞操観念
アイドルオタクは謎に貞操観念に厳しい方が多いので、ロマンスを容認できない方が多い印象です。
『一度人のものになった』ということを想像して発狂するタイプのオタクですね。
アイドルによる恋愛に関して容認できない方が多いのは、この『貞操観念』が影響しているように思います。
日本人男性は特に、そこに拘る保守的思考を持つ方が結構多い印象です。
アイドル=真っ白でなければいけない、と考えるタイプですね。
こうした人が多くいることが一つ、今回のような悲劇を生んだと思います。
ともあれjuice=juiceは最高だ
今回の件でショックを受けた人も多いと思います。
ただ、彼女が残してきた歌声は消えるわけではありません。
色褪せることなく残り続けます。
活動で成長を続けるアイドルは脱退前が最も輝くという持論がありますが、彼女の放った歌声は、まぎれもなく最高でした。
さゆき含めるオリメンが奏でる1stアルバムのFirst Squeezeは筆者が未だに聴き続けるアイドル界屈指の名盤ですし、彼女たちのライブも最高です。
まだ聴いていない方は聴くべきです。
最近のライブ盤も素晴らしいです。オリメンの輝きは脈々と受け継がれています。
正直、かりんちゃんも脱退し今となっては叶わぬ願いですが、結婚しても何しても、40歳・・・いや死ぬまでグループで永遠に活動してほしいと願ってしまいます。それだけの魅力が彼女たちにはあります。
彼女たちはアイドルでありアーティストです。
生きている限り応援しようと思います。
juice=juiceはオーディション開催中
juice=juiceは今現在オーディションを開催しています。こんな素晴らしいグループの一員として活動できるチャンス。アイドルになりたい方、歌で輝きたい方は是非応募してほしいと思います。
⇒ハロー!プロジェクト「Juice=Juice」「つばきファクトリー」合同新メンバーオーディション開催!応募受付スタート! – ハロープロジェクト公式