皆様ご機嫌よう、ごいちです。
SEOを制するものはWEBマーケティングを制する
そんな言葉があるかは知りませんが、ブログやサイトを運営している方で「検索順位」を気にしない方はいないと思います。
しかし、「順位を上げる方法」や「ランキングを下げてしまう可能性がある記述・対策方法」について正しく理解している方はどれだけいるでしょうか。
せっかく良いコンテンツを作成しても、意図しないところでスパム認定されて順位が下がっては意味がありませんよね。
今回はSEOにおける有用な対策方法と避けるべき対策方法について、最も信頼できるであろうソース「Googleサーチコンソール」の公式ブログ記事「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」より、SEOにて「避けるべき」とされている行動をかみ砕きつつまとめてみました。
このブログでも何度も言っていますが、公式の情報が最も正確です。
こちらの記事は、
- 公式の文章だと英語翻訳のため難解で理解できない
- 長文のため読む時間がとれないので簡潔に内容を確認した
という方向けにかみ砕いて書いていきますので、よろしくお願いします。初心者ブロガーの方は必見の内容ですよ!
SEOにおいて避けるべき設定・記述4選
SEOに関してはブログメディアなど様々な場所で言及されていますが、Googleでの検索順位向上を考えるならば、まずはGoogleが何を重要視しているのかを知るべきでしょう。
「Google SEO スターターガイド」を読み込み理解するのは、サイト順位を考える上で非常に重要です。
いくつかリストアップされていますが、英語のため翻訳するとやや読みづらい部分があるため、かみ砕きながらこちらで紹介していきます。
避けるべきタイトル設定
タイトルの内容はウェブの検索結果に表示される可能性が非常に高いです。
検索結果とスニペットについてはGoogleのスパム対策チームのリーダーを務めていたマット・カッツ氏によるThe anatomy of a search result(Youtube)の動画でスターバックスのホームページを例にわかりやすく説明されています。英語なので理解できる方はどうぞ。
理想的なタイトル設定についてですが、Googleからは「自然で簡潔、かつ説明的なタイトル」が推奨されています。
コンテンツを正確に表現するタイトルと説明を設定することで、適切なタイトル・スニペットを表示しやすくなるというわけですね。
逆にタイトル設定において避けるべきこととしてあげられているのが下記のような設定です。
- ユーザーの役に立たない非常に長いタイトル⇒表示する際切り取られる可能性が高くユーザーに有益でない
- 不要なキーワードを詰め込んだタイトル⇒スパムとみなされる可能性がある
- タイトル内でのキーワードの重複⇒スパムとみなされる可能性がある
- サイト内で重複するタイトル⇒ユーザーが他のページと見分けがつかなくなる可能性がある
- コンテンツと無関係なタイトル
キーワードを盛り込みたいがために記事やページに長いタイトルをつけてしまう方がいますが、あまり長いとユーザーにとって有益でないとみなされるため、逆効果のようですね。
「避けるべき内容」からGoogleは「ユーザーフレンドリー」であることを求め、重視していることがわかります。
WEB検索の快適性を考える上でも芯になる部分なので、今後Googleがアップデートする場合もサイト内容が「ユーザーフレンドリーか否か」は揺るがなそうですね。
避けるべきmeta discription(説明)の記述
検索結果に表示されるスニペット(wordpressブログにおけるタグのようなもの)はWEBページの様々な場所から取得されますが、コンテンツから直接取得するよりも正確な説明を提供すると判断される場合、サイトのmeta discription(説明)から拾うケースがある(100%ではない)とのこと。
ユーザートラフィックの質と量を上げるためにも「meta discription」は非常に重要な要素ということです。
重要であるがゆえになるべく正確に効果的な記述をしていきたいところですが、優れたmeta discriptionとはどのようなものでしょうか?これを簡潔に説明する一文がGoogleウェブマスターセントラルブログの記事にありました。
Good meta descriptions are short blurbs that describe accurately the content of the page.(優れたメタディスクリプションは、ページのコンテンツを正確に宣伝する短い宣伝文です)
– Better Snippets for your Users(googleウェブマスターセントラルブログ)より引用
上記の一文から、コンテンツとの関連性が高いこと、簡潔であること、正確であることが重要視されていることがわかります。
もう少し詳しく読み解いていきましょう。Google公式のウェブマスターブログに「Improve snippets with a meta description makeover(メタディスクリプションを作り変えてスニペットを改善しよう)」という記事がありメタディスクリプションの効果的な書き方について説明されています。何度も言いますが情報ソースとしては公式が一番優秀ですね。
記事の内容から避けるべき記述をまとめて抜粋します↓
・メタディスクリプションの中で重複するワードを使うこと
・固有名詞についての説明が抜けている( ×川端康成 ⇒ 〇著者:川端康成 等)
・スペースの欠落とコロンの使い過ぎ⇒読みにくい説明
・「これはウェブページです」や「野球カードに関するページ」などの一般的な説明を使用
・ドキュメントのコンテンツ全体をコピーしてdescriptionメタタグに貼り付け
避けるべき見出しタグの使用法
・非常に長い見出し
・テキストのスタイル設定のためだけに使用する
避けるべき画像の使い方
サイトの「見やすさ」という点では画像は非常に重要ですが、一方で配置の仕方によっては検索エンジンのクローラーからテキスト認識されず無意味になってしまいます。
SEOスターターガイドに避けるべき使用方法について載っていたので補足しつつ紹介します。
・過度に長い代替テキスト ⇒ スパムとみなされる可能性がある
・ナビゲーションリンクに画像リンクのみ使用する
・ファイルの拡張子と一致していないファイル名
SEOにおいて重要視されているもの抜粋
- サイトマップ(構造を正確に読みとるために利用される)
- パンくずリスト
- クリック数が少なくシンプルに整理されたナビゲーションリンク
- テキストを使用したナビゲーション
- 便利にカスタムされた404ページ
- 単語を使用したシンプルで意味があるURL ⇒ wordpressで手動パーマリンクが推奨される理由はここ
- 明確に整理されたトピック(見出し・段落・レイアウトで分割)
- 推移先のページがわかりやすいリンクテキスト(×ここをクリック ×記事 ×ページ)
- 通常のテキストと見分けられるリンクデザイン ⇒ 誤クリックを避ける
- モバイルフレンドリーであること (推奨されているのはレスポンシブデザイン)
- ウェブサイトの効果的な宣伝
SEOに関して参考になったサイト
【2020年】Googleの検索アルゴリズム完全リスト200項目(儲け学)
箇条書きでまとまっているため非常にわかりやすいです。ドメインパワーやSNSの効果など中には知らない情報も数多くあり、非常に参考になりました。順位を上げるために対策を練りたい方にとっては必須の情報が詰まっているかと思います。
まとめ
- 避けるべきタイトル設定
- 避けるべきmeta discription(説明)の記述
- 避けるべき見出しタグの使用方法
- 避けるべき画像の使用方法
上記4つのポイントについてまとめてみました。基本ともいえるべき内容ですが、あまり語られない内容も含まれているので、参考になれば幸いです。
せっかく有用なコンテンツを作成しても見られなければ意味がないので、避けるべき内容をしっかり理解してサイト順位を上げていきましょう!