皆さんこんにちは。
ごいちです。
商品紹介の合間にゲームやら好きなアイドルやらヲタ記事を挟み込んでくるカオスなブログになりつつありますが・・・許して下さい。
今日はハロープロジェクト所属のアイドル「BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)」の初・武道館公演「BEYOOOOOND1St CONCERT TOUR どんと来い! BE HAPPY! at BUDOOOOOKAN!!!!!!!!!!!!」について語ろうと思います。
既成の枠組などを超えて自由に未来へ大きくビヨーンと伸びていってほしい・・・という意味を込めての名称とのことで、実際に「寸劇」を組み込んだパフォーマンスなど他のハロプログループにはない個性的な特徴がある。
メンバーはハロプロ研修生の中でも実力派のメンバー(チカテツと雨森)と、オーディション一般参加組(シーズニングス)とが混在しており、オーディション組の圧倒的なダンス・ピアノスキルがグループの幅を大きく拡げる要因となっている。今最も箱推しが多いグループ・・・かもしれない。
2020年~22年は、新型コロナウイルスの流行によりエンタメ業界の人間にとっては辛い時期になりました。
声出し禁止。密になれないステージング。何かとマスクを付けさせられ、消毒させられ・・・制限だらけのライブ。
待望のツアーが全公演中止になったり、合同コンばかりで単独公演がなかなかできなかったりと、ビヨーンズ及びビヨオタにとっても辛い日々が続きました。
そんな中でなんとか開催された今回のツアー、そしてグループ初の単独武道館公演。
数々の有名アーティスト、そしてハロープロジェクトの先輩アイドルたちが伝説を刻んできた夢の武道館で「単独」ライブができるという喜び。
とにかくメンバーの表情、ダンス、歌、寸劇・・・全てに感情が乗りに乗っている。
鬱屈した日々を打ち破るようなカタルシスに満ち溢れるエモーショナルなステージングという形で爆発していました。
今にも涙がこぼれそうなキラキラした瞳、ステージのどこを切り取っても完璧な表情(目が12個必要!)
アイドル史に刻まれる本当に素晴らしいライブでした。
ちなみに、結成から誰も欠けることなく武道館にたどり着いたのは、ハロープロジェクトの長い歴史の中でも初めてのことだそうです。(すごい!)
冒頭と終わりの砂時計の演出は、「ビヨーンズのストーリーは武道館で完結じゃない、まだまだ物語は続くよ!」と思わせるニクい表現だと思うんですが、同時に、アイドルというものの儚さ・・・「永遠はない、推せるうちに推せ」を感じてしまいそれにも涙。(だって砂時計はいつか必ず終わるから)
全員揃って輝いている最高に幸せな瞬間を目の当たりにできているうちに、できる限り目に焼き付けていきたいところ。
今推せているオタクは幸せだ!
でもその場合あなた先にリアル他界するわね(笑)
逆境をビヨーンとバネに掴んだ武道館公演
コロナで外出制限がある時は「おうちでもビヨーンズ学校」としてメンバー持ち込みの企画をYoutube動画にしたり、リモートで歌ったりとオタクを飽きさせないように様々な工夫をしてきたグループでした。
これまで培った舞台やハロコンの経験も含め、彼女たちの磨いてきた爪・・・成長が爆発した武道館。
冒頭から、声は出せなくても「手がある」からね!
ということでヲタに気持ちを拍手であらわすよう伝えるところからスタートしました。
応えるしかねえぜ!という感じですよね。
演出家の野沢トオル先生によるコミカルな演出も見所のひとつです。
とにかく聴いてくれ、涙のカスタネットを!
拍手の代わりに・・・ということでカスタネットを使う楽曲があるのですが、このパフォーマンスが凄まじかった。
ツアーのために書き下ろされた新曲ですが、会場も一体となってカスタネットを叩くこの一体感、声を出せないライブの最適解を観た気がしました。
とにかく素晴らしいのでまずは見ていただきたい!↓
24:11~ 「涙のカスタネット」/BEYOOOOONDS(4.25 日本武道館))
会場のカスタネットの揃い具合にビヨヲタの本気をみたw
コメントもビヨーンズに関するものばかり・・・思わずコメントしたくなる気持ちもわかります。
開始のくるみんの煽りからもう既にアツすぎます。
この武道館公演のくるみんのカメラ補足力や台詞の迫力、凄かったです。
- 冒頭のりか様の高揚したような表情も美しい
- しおりんの「赤青かなでて合わせるビート」のビーッにハロプロイズムを感じました、最高。
- 戦え人類涙のカスタネットのどや顔ほのぴ最高
- うーたんの歌が進化しすぎて涙
- 一緒にカスタネット叩こうぜ!のゆはがポケモンゲットだぜのサトシ並に男前でカッコよすぎる。
- 一丁締めの後のももひめの笑顔可愛すぎないか!?
とこのように1パート1パート全部コメントしても追いつかないくらい全員に魅力があり、この調子のライブが全編続くんですよ。
やばくないですか!?(語彙力大崩壊不可避)
ハロステに収録された円陣も良すぎる
ハロステ(ハロプロの情報Youtubeチャンネル)で公開された円陣も泣けます。
こちらは舞台裏なので会場や配信で観ることができなかった姿ですが・・・これも踏まえて観るとますます泣けてきますね。
26:48~ 「虎視タンタ・ターン」/BEYOOOOONDS(4.25 日本武道館)
- 目をかっぴらいているさやりん
- 泣いちゃってるみいみ
- 不安げな表情のももひめ
- ・・・からの美葉ちゃんの「可愛い~」で笑顔になる面々
始まる前からこれは反則ですよね。
公演に対し気持ちが入っているのが伝わってきます。
誰もが主役で誰かの助っ人を体現したグループ
ビヨーンズのビタミンMEという曲に「誰もが主役で誰かの助っ人」という言葉があるのですが・・・この言葉はまさにビヨーンズのためにあるといっても過言ではないと思っています。
ビヨーンズのすごいところは、全員個性や声質がバラけているにもかかわらず、全体が全体を引き立たせ、全員が全員キラキラしているところ。
誰にスポットライトを当ててもキラキラと輝くとてつもないグループです。
個人的には、歌割に偏りが少ないのも好きなポイントです(歌割偏重から生まれるオタク同士の論争やメンバー叩きなどの諍いが嫌いな人なので)
そしてこの公演はまさにそんな「全員の個性と実力」が光った公演だと思いました。
LIVE BEYOOOOOND1Stからの成長も見所
LIVE BEYOOOOOND1Stも演出含め最高のコンサートでしたが、それと比較すると、ビジュアル(表情やメイクやスタイル)・スキルに大きく成長がみられました。
どこを切り取っても優勝オブ優勝。そこにも感動。
特にそれを感じたのがそれぞれのユニット曲で、歌唱力ももちろんですが台詞や所々の表情や目力が大きくパワーアップしているのが伝わってきました。
CDを超えてくるクォリティ。
耳だけではなく目で体感したい、まさにライブに行く(観る)価値があるグループですね。
ライブというか、冒頭で表現される通り「ビヨーンズ・ショー」という言葉がしっくりくる盛り沢山なコンサートでした。
大胆ながら緻密に計算された演出
最初のツアーと比較して年月も経っているので歌詞に無理が出てくるところもあるのですが、元年バンジージャンプが元年じゃなくなっていたり、We Need The Nameの台詞に変更があったりと細かな部分にアップデートが加えられていました。
寸劇も「お約束」の部分だけでなく、観客を飽きさせないよう繋ぎの演出や台詞が変更されており、同じ曲でも新しい味わいが加えられていました。ここらへん本当によく考えられているなぁ~と思います。
(サヤー隊長が後ろにページを配るところが変更されていたり元年バンジージャンプの〇と〇で眼鏡の部分などなど)
歌詞も含めての変更は、他のグループではあまりない特徴ですね。
このように細部に渡って楽しませるための工夫がちりばめられているライブでした。
自分も劇をやっていたことがあるのでわかるのですが寸劇は少しでもしくるとものすごく目立ってしまうんですが、アップデートされたネタも含め完璧にやりきっていた所も圧巻でした。
途中で謎の壮大な映像が挟み込まれていましたがここの謎の壮大さなど「なんだこれw」な部分も含めて「計算通り」ではないかと思わされるような部分も面白いですね。
「なんだこのしょぼい演出は!」と思うことはハロプロでよくあるんですが、ビヨーンズは演出含めて本当によく練り込まれていると感じます。
斬新なアイディアも積極的に取り入れられており、令和のグループらしい頭の柔らかさを感じました。
悲しさではなく、楽しさや多幸感で泣くことある?
武道館で「こんなハズジャナカッター」をやるというエモさ
ビヨーンズに関してYoutubeやTwitterで検索をすると
「メンバーの実力があるのにトンチキな曲ばかりで勿体ない!普通の曲をやらせてあげてほしい」
といったコメントを目にすることがよくあります。
これが「おねがい普通の曲歌わせてください」ってやつか。
寸劇いらない!という過激な意見を言う人や、メタ的な歌詞に対して反発する意見も。
(アメリカの音楽家であるジョン・ケイジが無音で「4’33」という楽曲を披露した時、会場は怒号で包まれビンタするものもいた、というエピソードを思い浮かべつつ)
ビヨーンズはメンバーの魅力・実力共に素晴らしいのは言わずもがな。
本気ボンバーや微炭酸や弩級のゴーサインでの爆裂した魅力と表現力をみるにと言うオタクの気持ちはわからなくはない・・・と、思っていました。
ですが、武道館でのライブを観て改めて思ったこと。
ビヨーンズのライブは、こんなハズジャナカッターや伸びしろ、オンリーロンリーのように「状況と重なる」歌詞にメンバーが自分を重ね、ファンがそんなメンバーの姿に感動し、感動が感動を呼ぶ相乗効果を生むライブになっています。
「歌詞と状況が重なる」ことで生まれる感動はWACKやSSWなど自分で歌詞を書く人たちではよくある現象ですが、ビヨーンズはハロプロの中でもひときわそうした現象が多いと感じます。
ハロプロは作曲陣が「このグループ用の曲!」として提供するわけではなく結構他グループにスライドして提供されることとかがあったりするようですが、メンバーのことをよく知っている野沢トオルさんが手を加え、星部ショウさんと雨子さんのつくる歌詞は「ビヨとのシンクロ」が凄まじいです。
武道館で「これでヨカッター」や「伸びしろ」を歌うの、めちゃくちゃエモくないですか。
ただのトンチキですか?
自分は全然違うと思うんですよね。これからもアイドルらしさの概念も含めどんどん壊しながら我が道を突き進んでいってほしいなあ、綺麗に小さくまとまらないで変幻自在に水のように名曲を歌い上げてほしいなあ、と思いつつ、これからも応援しようと改めて思わされましたよ。
武道館は衣装も優勝
ビヨーンズ1stは最高のライブでしたが、一つ不満をあげるとすると、眼鏡衣装から着替えた赤い衣装がイマイチだったところ。(フレッシュさはあったけど)
こぶしファクトリーなどの着ていたハロプロ伝統のアクの強い系衣装から可愛らしすぎる新制服衣装、そして締めに最高すぎるアイドル衣装と、ビヨーンズの幅の広さを表現する衣装構成になっており、どのビヨーンズが好きなオタクも満足できたのではないでしょうか。
何よりやっぱり特筆すべきはピンク衣装ですね。
最後の方でホットピンクのスパンコール系衣装に着替えるのですが、これが素晴らしカッター!
スカートがヒラヒラ、キラキラ光っていて可愛らしくカッコいい・・・ハロプロの歴代のレジェンドたちと遜色ない、武道館という歴史のある地で新たな伝説を刻むに相応しい衣装だと感じました。
これが観たカッター!!
似合いすぎです。
最近はショパン先輩の衣装も最高でしたし衣装もパワーアップしてまさに無敵といった印象です。
彼女たちの物語はまだまだ続く
ビヨーンズには結成から命名、そして数々の逆境とそれをはねのけていった「物語」がある。
このストーリー性はアイドルを語る上では外せない要素。
応援する上で必要不可欠なスパイスです。
武道館ライブのあまりの完成度に満足しきってしまいそうですが、ニクいのが最後に「Let’s continue」「途中の状態の砂時計」で締めたところ。
武道館は終わりではなく、彼女たちにはまだまだ伸びしろがあり、物語はまだまだ続くのだ、引き続き刮目せよ!
と、こういう魅せ方も素敵だなあと思いました。
これからも応援しようと思わされましたね。
個人的な感想まとめ
- 砂時計からの、会場を見上げながら入場するシーン感動・・・
- サヤーズブートキャンプの時の美葉ちゃんの体幹
- まさにアイドリッドを体現したグループである
- 「そして滑落しました」
- バルタン星人のようにフォッフォッフォするりかさま
- 三角定規で脅すりかさま
- ごめんなちゃいね(可愛い)
- りかみよと夢羽ちゃんの♥・・・!
- 眼鏡君新章ある!?(ワクワク感)
- 武道館で「だけどこれでヨカッター」やるエモさ!
- 途中で挟み込まれる謎映像
- 一筆足したら幸せなももひめがカッコよすぎる
- ひとりにしな~いで♥ うっ・・・可愛いw
- みいみのイヤモニつける美葉ちゃんとみいみの表情が最高
- 武道館でピアノを弾くほのぴ
- カスタネットの「まだだヨ。」で笑いが起きる会場w
- 新曲のオンリーロンリーめっちゃ感動
- 本物のアイドルになれたみいみ(雨森命名時にインタビューで「本物のアイドルになりたい」と言っていたことを踏まえると感動)
- カオスすぎる全楽曲振り返りメドレー
- ハムカツを食べ逃すしおりん
- 伸びしろのももひめとそれをみるうーたん・・・
見所多すぎてひとつひとつコメントしていたらキリがないな・・w
ブルーレイの発売が待ちきれません!(音は配信の時より現場やハロステのコンプかかってない臨場感ある感じが好きなんだけどやっぱちょっと編集かかるのかな。特典とかあるかな?楽しみです)
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