BEYOOOOONDS『眠れる森のビヨ』の感想と舞台の詳細情報【ネタバレ配慮】

皆さんこんにちは!

先日、ハロー・プロジェクトの新鋭アイドルBEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の舞台『眠れる森のビヨ』を観に行きました。

一言で感想をあらわすと・・・

「ビヨーンズ、凄すぎ!」

メンバーの歌とダンスの平均値の高さ、細部にまで拘られた表現、感情のこもった演技。

ああ、凄いものを観せていただいているなあ。

と、途中から心の中でありがとうを連呼していました(笑)

ビヨーンズというグループの青春を今見られていることの奇跡に感謝。

ということで、まだ観ていない方は今すぐチケットをとって観た方が良いですよ。

こちらの記事ではネタバレに配慮しあらすじについては深く触れず、舞台詳細情報や感想を載せていきます。

(正直な話、ネタバレ無しで語れるところは殆どモーニング娘。の羽賀朱音さんのブログ記事が代弁してくださっているのですが・・・観劇の熱量があるうちに自分の感想もまとめていきます。)

ネタバレありの感想はこちら↓※必ず観劇後に閲覧下さい。

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眠れる森のビヨの感想と考察画像
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ハロプロ演劇女子部『眠れる森のビヨ』の詳細情報

公式サイト

眠れる森のビヨ | 演劇女子部

公式サイトでは、舞台のあらすじ詳細やチケットの予約が可能です。

スタッフ

  • 脚本・演出:中島庸介さん
  • 音楽:和田俊輔さん
  • 振付:YOSHIKOさん
  • プロデューサー:丹羽多聞アンドリウさん

音楽は引き続き和田さん。

ちなみに歌唱指導は新良エツ子さんがやって下さっているよう。新良さんは役者としても歌唱の先生としても素晴らしいお方です。ビヨーンズのメンバーのこともとても褒めて下さっていましたね。

(※そこらへんの詳細は「場当たり時のビヨ – 新良エツ子さんのnote」にて)

今回楽曲はかなりシンプルで、その分ひとつひとつに感情が乗せられた曲が多かったです。

作品の中で活きる音楽でした。

ちなみに、パンフレットのアンドリウさんのコメントに書いてありましたが、今回の『眠れる森の美女』を原案とした話は、メンバー発信とのこと(ビヨーンズほんとすごいな・・・)

前回のアラビヨの際、次の作品はこんなのがいいといったのをメンバーが言っていたそうです。

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チケット料金

全席指定で8,000円(税込)です。

予約する時は「結構高いな~」と思いましたが、観終わった後は「もっかい観よう」となりました。

・・・彼女たちの青春の輝き、見逃すと後悔しますよ。

公式サイトに購入場所一覧が載っています。自分はぴあでとりました。

上演期間

2021年4月16日(金)〜4月25日(日)

まで行われます。なんと日曜日など1日3公演も行われる日があります。

歌とダンスがあり高い演技力も要求される舞台を3公演・・・大学の課題等やっているメンバーもおり、本当に凄い方たちです。

怪我や病気など何事もなく、どうか無事にやり遂げてほしいですね。

上演場所

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(新宿駅から徒歩5分程度)

場所はとてもわかりやすいです。

座席数は500名前後、前後が段になっており背が高い人が前に来ない限りは観やすい箱です。

18:00~の回を観た場合は終演時間が20:00になるため、近場の店はほぼ閉まっております。辛うじてマクドナルドが21時まで営業しているので、マックに行く方の姿も見えました。

コロナ配慮

今回はコロナ配慮で最前の席のみ空席に設定されていました。

また、マスクは必須です。

また、フェイスシールドのレンタルを行っているため、飛沫が気になる方は利用すると良いでしょう。

メンバーに対してファンができることは、観劇ももちろんですが、外出の際にマスク、手洗いうがいを徹底し、健康でいること。熱がある場合は観劇を諦めること。

これは徹底していただきたい。これができるのが真のハロプロオタクだと思います。

キャスト先行について

特定のキャストを指定しチケットを予約すると、劇中の衣装を着たメンバーの生写真と引き換えることができます。

引き換えは、上演期間のみ対応しているとのことです。

生写真引き換え方法

チケットを持って引き換えカウンターに行くと、スタッフが写真を渡してくれます。

終演後も行っていますし、回転が早いのでほぼ並ばずに引き換えることが可能でした。アラビヨのDVDも交換可能です。

販売グッズ

パンフレット、生写真やクリアファイルが売っていました。

私が行った初日公演、しょっぱなから島倉りかさんの写真が売切れておりました。

人気すごい。

ただ、その人気も頷ける活躍っぷりでしたね。

パンフレットは、メンバーの直筆コメントや稽古風景があり、とにかく尊い内容になっています(語彙力)

客層

女性アイドルの客層というと、どうしてもオッサンが多いイメージですが(失礼すぎる)

ビヨーンズのファンは比較的若い男性(20代)や若い女性も多い印象です。

歴戦の勇士たるザ・オタクのような方ももちろんいましたが、大学生の集団やギャルチックな方や仕事帰りのサラリーマンもいて、かなり雑多な印象でした。

ビヨーンズ自体が一般的なアイドルオタクだけでなく、かなり幅広い層から支持されているようです。

それもそのはず、今回の演劇の平井美葉さんには度肝を抜かされましたよ。

完全にヒカルが憑依していました。

あれは女性の心も掴んでしまいますね。女性が多いのも頷けました。

キャストごとの感想

今回はアリスの時のようなKANA∞さんや須藤茉麻さんはおらず、完全にビヨーンズ12人だけでした。

それでも物足りなさはなく、完全に12人で歌劇が成立していました。

とにかく配役にセンスがあります。

普段の印象と一致しているかというと、全然そうではない。

けれども、演じる姿を観ると、ハマっているんです(江口さんや山崎さんなど)。

これは、彼女たちの表現力によるところが大きい。

あと、男役ができるメンバーが複数いるのは非常に強いです。

今回新しい一面を知れたメンバーが多数いますが(普段の性格と役の性格が全く異なる)中でも江口さんの役「山上」落ち着いておりスタイルが良く、非常にイケていました。

とにかく、役者として見ても皆素晴らしいです。

歌、ダンスの質の高さはもちろん、感情を声に乗せた表現が凄い。

既にメンバーの日記で出ている情報に関しては伏せずに感想を述べていきます。

ヒカル役:平井美葉さん

今回完全に主役ポジションです。

眠れる森の美葉・・・。

もう開始数分から「あ、完全にヒカルだ、ヒカルがここにいる」となりました。

立ち姿、声、歌、全てが、絶妙に美葉ちゃんであって、美葉ちゃんではない。

そこにいるのは高校生男子でした。

全く違和感なく作品に没入できたのは、彼女の表現力の賜物だと思います。

・・・とんでもない逸材ですね。

制服似合いすぎ問題に、「ビヨーンズで青春学園ドラマやってくれ!」と30回くらい叫びたい気持ちになりました(切実)

凄いです。

ヒマリ役:島倉りかさん

ヒカルの家の向かいに住む、幼馴染女子。

設定だけ見るとめちゃくちゃ青春だなぁ・・・。

これまた、普段の島倉さんとは大きく違った雰囲気の役です。

個人的に印象的だったのはやはり歌のシーン。

感情が声に乗っていて・・・透き通った歌声に心が浄化される思いでした。

今回非常に難しい役どころですが、これを表現できる彼女もまた凄い役者ですね。

夢子役:西田汐里さん

ヒカルに心惹かれる演劇部のエース。

あれ、ちょっと現実とリンクしてる?(笑)

本当によく通る声、素敵です。

心優しいけれども芯を持っているのが伝わってくる、本当に強くて優しい子です。

西田さんをちょっと柔らかくしたような女の子ですね。

はしゃいでいるシーンの軽やかな雰囲気など、ちょっとした場面でも際立った表現、光る才能。

ノゾミ役:山崎夢羽さん

今回一番普段とのギャップがあった役。

どちらかというと臆病で気弱な印象の夢羽さんですが、ノゾミはとにかく気が強い。

性格は全然違うんですが、ノゾミに見えるんです。

これ、本当にすごい。

ファンの方は、新しい一面と、彼女の可能性の光という意味で、絶対にこの舞台を観た方がいいと思います。

個人的にこのノゾミ、すごく気になりました。

カナエ役:里吉うたのさん

カナエもうーたんとは違った性格で、ちょっとトゲがあったり気が強い雰囲気。

ただ、ちょっとした場面で優しさが垣間見えるところがあり(ノゾミ・カナエ・タマエの3人はみんなそう)そこがたまらなくいとおしくなります。

個人的見所は劇中劇の中で披露される「歌」です。

是非注目していただきたい。

オーディションの時の彼女の姿を知っているので、本当に凄く努力したんだろうなあと思いました。

タマエ役:高瀬くるみさん

これまた普段のくるみさんとは大きく異なる性格。

リーダーシップというよりは横で騒ぐタイプの子。でもやっぱり優しい。

ちょっとアニメっぽさもあり、元気で可愛らしいです。

多分演じていて楽しかったんじゃないかな、こちらも観ていてすごく楽しかった子。

山上役:江口紗耶さん

普段女の子らしいさやりんが男性の役ということで、どうなるのか全く想像がつきませんでしたが、滅茶苦茶良かったです。

落ち着きがあって周りも立てる、こんな先輩いたらいいなあという感じ。

何気に実は本作イチのイケメンなのでは?と思いました。

立ち姿や声色など、これまたさやりんらしさ(ユルくて無邪気)はカケラもなく。

完全に部長でした。

ビヨーンズファン的に、本作の注目ポイントです。

浜田先輩役:一岡伶奈さん

いや、山上は呼び捨てなのに浜田は先輩ついてんのかい!

って、ツッコまれ役。

ガンダム00でいうところのパトリック・コーラサワー的な、ナルシスト自分大好き系残念イケメン。

いっちゃんが男役っていうのがとても新鮮。

本作の癒し系要素。w

ネネ役:小林萌花さん

今作、非常に印象深いシーンでピアノを披露してくれます。

あのシーン、個人的に一番好きです。

そして何よりやっぱり彼女は歌声が本当に素敵です。

アラビヨーンズナイトの冒頭でも度肝を抜かれましたが、今作でも、彼女の透き通る声が心に染み入りました。

ショーコ役:清野桃々姫さん

みいみと同じく劇中衣装担当の新入生役。

二人で歌うシーンがあるのでみいももファンの人は歓喜ですねw

割と普通に踊っているように見えましたが大丈夫なのだろうか・・・(心配してしまうオタク)

作品のはじめの方みいももで歌うシーンがあるんですが、ほんっと~~~に可愛いんです。

どんどん歌が上手くなっているような・・・今後も楽しみですね。

ユッコ役:岡村美波さん

ももひめと同じく衣装担当の新入生役。

元気いっぱいで本当に可愛い!

本作の癒し系要素その②。

彼女の声とアイドルスマイルは本当に、元気がもらえます。

彼女たちはビヨーンズの未来です。

ツムギ役:前田こころ

前作のシャハリヤールは強い系イケメンでしたが、今回は全く違うタイプの草食系男子。

これまた彼女の新境地といった感じで、新しい一面を見ることができました。

特に注目ポイントはダンス。

前半シーンと後半のシーンでのダンスに注目してみると発見がありますよ。

自分は後半・・・ダンスみて泣きましたよ。

快作「アラビヨーンズナイト」に続いての上演

ビヨーンズの舞台を直接観るのは『アラビヨーンズナイト(以下、アラビヨ)』に続いて2作品目。

前作の『アラビヨーンズナイト』は、まるでバレエのような魅せ方で見所豊富、豪華絢爛な歌劇といったところで、非常に好評でした。

アラビヨの観劇レポはこちら↓

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アラビヨーンズナイト記事アイキャッチ画像

そんな好評を博した劇からおよそ半年。

更にパワーアップしたビヨーンズが帰ってきた!という感じでした。

あまり言うとネタバレになるので伏せますが、今回は前作までの雰囲気とは大きく違う内容で、アイドルが行う歌劇という捉え方においても、ある意味非常にチャレンジングな内容になっています。

ここ最近のメンバーの日記も、作品の余韻を引っ張っているのが伝わってきます(特にりか様・・・普段と空気感が違う)

この挑戦し続ける姿勢が、メンバーの爆発的な成長に繋がっているように思います。

ちなみにアラビヨも新宿スペース・ゼロでの上演でした。

前回私は資格試験の当日参戦で死にかけていましたが、今回は前日21時に睡眠をとり万全の状態で挑みました。

ハンパな気持ちならば観ない方がいい

適当な気持ちで行くとヤラれます。

心の準備をして行ってください。

『本物の熱量』に触れる機会ってあんまりないんですよ。

今回の劇にはそれがあります。確実にあります。

それだけでチケット代を支払う価値があります。

⇒眠れる森のビヨの公式サイトにチケット情報が載っています。

土日は殆ど売切れてしまっていますが、平日はまだまだとれます。

平日休みが取れる方、是非観に行ってみて下さい。

また、2021年4月29日(木)14時~5月1日(土)14時まで限定で、HELLO! PROJECT STREAM ONLINE STOREにて配信が決定したので、遠方の方などは是非ご検討下さい。こちらは4,500円。

歌劇には脚本、歌、演技、様々な要素がありますが、今回の森ビヨは何よりも演者の『熱量』を感じられる作品です。

感極まって涙が出たり、涙をこらえたり、声を震わす演者の姿、それも含めて感情移入が凄まじかった。

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この頃から更に成長していますが・・・過去の演劇も素晴らしいです。

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眠れる森のビヨの感想と詳細
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