楽しみながら節約を行い資産形成をしていくコツを紹介している本ブログ。
今回は靴磨きという最強の節約術について紹介していきます。
それにしても・・・天気が悪い日が続いていますね。
革靴は雨の日に履くと水が染みるし維持が大変。
履いているとやがてすり減るしすぐ駄目になる消耗品なので、高い靴を履くのはもったいない。
買い替えを繰り返すと家計を圧迫するし、それなりの値段の合皮の靴を履いた方が安いしコスパがいいのでは。
靴、買替る機会が多く家計を圧迫するなあ・・・
・・・そう思っている時が自分にもありました。
最もコスパが良いのは「いい革靴を磨きながら長く履くコト」である!
読了までおよそ5~10分!
6,000円の靴はひと月あたり1,000円のコストがかかる
営業をやっていた頃、通勤、営業活動などで移動の機会が多く、靴の寿命が非常に短かった。
6ヶ月程度履くだけで、表面が傷だらけになり、靴底は片減りして使い物にならない状態に。
靴は消耗品、どうせ半年でダメになるので、高いものを買うのも馬鹿らしい。
ということで、合皮の安物を買ってば廃棄といったサイクルを繰り返していました。
その時購入していたのは、6,000円の靴の中では最もコスパが良い「テクシーリュクス」という革靴でした。
テクシーリュクスとは
アシックスが開発した「スポーツシューズのような履き心地」の革靴です。
Amazonプライムセールなどで定期的に値引きされており10,000円以下の安価で手に入る上、見た目はそれなりにちゃんとしたビジネスシューズに見えますよね。
防水モデルはなんと水も弾いてくれるので雨の日も安心。
しかも、インナーソールがふわふわで、クッション性がよく足が疲れない。(さすがアシックス!)
足が勝負の営業マンにとってはありがたい。
まさに自分の要望にベストマッチの商品でした。
さすが日本代表のシューズメーカー。
テクシーリュクスのデメリット
上述したようなメリット(①価格 ②履き心地)がある一方、革の質は値段相応。
特に革が柔らかめに造られているため、以下のようなデメリットがありました。
- 革に擦り傷がついた場合痕が残って消えない
- 長期間使用すると色がボケて薄くなり、高級感がなくなる
傷だらけの靴を履くのは営業としてもみっともないため、半年〜1年のスパンで買い替えることに。
出費としては月間コストに換算すると600〜1,000円といったところ。
消耗品として捉えればアリな金額ですが、1,000円あればネットフリックスが利用できる現代・・・勿体ない!
また、靴底がスポーツシューズのソレのため、一流ビジネスマンの品格があるとは言い難いのも気になります。
コスパ最高はリーガルの革靴だった
買替ながら履く靴に疑問を感じたため、仕事用の革靴を再検討することに。
いくつかショップを巡り、試着を繰り返しました。
しかし、靴探しは難しい。デザインが気に入っても、生地が薄く靴底が硬い革靴は、履いていて疲れる。素材が硬いと、つま先が痛くなったりする。
少し安っぽいが、あのテクシーリュクスの軽さとマカロンのようなふわりとしたクッション性には遠く及ばない。一度履いてしまったことにより、足が「テクシーリュクス中毒」になってしまったのだ。アシックス恐るべし。
・・・それでも品格ある一流ビジネスマンへの道を諦めなかった自分は、ネットの情報なども参考にしつつ、下記の条件で靴を探すことにしました。
- 予算:~2 万
- 高級感がある革靴
- 底が固すぎず足が疲れない
ネットの情報なども参考にしたところ、上記の条件に予算的にもちょうど合致しそうな「リーガル」のショップに行くことにしました。
ド定番ですね。
リーガルのシューズはおよそ15,000円〜と、激安ではないものの品質が高く長持ちすると評判でした。
試着で驚く履き心地
家から近い池袋のショップにて試着をしてみました。
磨くことで5年以上保つ超絶コスパ靴に変身
5年近く履いたラコステと4年近く履いたリーガルは以下の通り↓
よく見ると小傷はあるものの、合皮ほど目立たない上、磨くと微細な傷は消えます。
靴底もしっかりしているため、すり減るスピードも遅いです。
ラコステもついでにちょこちょこ磨いていますが、布素材のシューズと比べて圧倒的に造りがしっかりしており長持ちしています。
このコスパを知ると、もう布の靴には戻れないな。
合皮や布素材の靴は色褪せる、汚れる、破れるなどして4〜5年持たないことが殆どだったことを考えると、結果的にコスパが最も良いのは革靴を磨いて履くことですね。
6,000円半年買替の靴と比較して1年半以上もてば元がとれる計算ですが、余裕でもちますよ!
磨くことで愛着も湧くので楽しく履くことができます。
合皮は雨に強いという利点はあるものの、本革のフィット感、使用感には到底及ばないと思います。
せっかくいただいた命を大切にするという意味でも、革靴を磨きつつ長く履くというのは、良きライフハックだと思うがいかがですか?
店員さんおすすめの靴磨きの手順(ものぐさな人向け)
リーガルの店員さんに「面倒くさがり」という情報をシェアしつつ、そんな人にもオススメの管理方法を伺いました。
用意するもの
ツイッターなどにたくさんいる靴磨きの達人はもう少しマメに管理するだろうと思うので、以下は、「靴磨きに手間をかけすぎたくない」「でもできる限り長く綺麗に履きたい」という方向けの管理手順になります。
用意するのは以下の道具。
画像は靴に合わせて黒、紺、茶の3色用意してあるが、手持ちの靴にあった色があるとよいですね。
自分は紺と茶も持っています。
手持ちがない方はセット購入がおすすめ
個別に揃えるのが面倒な人は以下のようなおまとめセットが出ています。
セールの時に購入するのがオススメですね。
自分もこれを買えばよかった(おい)
- ほこり落とし用馬毛ブラシ
- 塗布用豚毛ブラシ
- 磨き込み用ブラシ
- グローブクロス
- 保革・ツヤ出し用シュークリーム
- 汚れ落とし用ローション
6点セットで準備が非常に楽。
ちなみに月1〜2ペースでの磨きだとクリームは想像以上に減らずかなり長持ちしますよ!
靴磨きの頻度
ブレイシーズとジーンズ素材のシャツが似合うリーガルのイケメン店員さん曰く、
磨く頻度は、最低月1回程度でよいとのこと。
自分は雨の日や汚れてしまった日、商談など気合を入れる日は前日の夜に磨くようにしています。
慣れると楽しいですよ!
靴磨きの手順
- 専用のクリーナーを柔らかい布に取り、古い靴クリーム・汚れなどを落とす
- 靴クリームを全体に塗り伸ばす
- ブラシで優しく全体をこすりツヤを出す(これが気持ちイイ)
- クロスで乾拭き
以上!
靴磨きセットを買った方は①の前にホコリ落としでブラシをかけてワンランク上の手入れができます(自分は持っていない)
毎日履くと傷みやすいので、2足買って交互に履くのもオススメだそうです。
パパ、足が臭い!
あなた、足臭うわよ。
そんな風に言われたくない方は以下のようなスプレーがあるとよい。
自分も夏場などちょくちょく使ってます。
足が臭いのは一流のビジネスマンとは言えませんよね。
もっと繊細な手入れをする方も多いかもしれませんが、ものぐさな人間にとってはこれでもなかなかな工程。
月1回であれば面倒くさがりな人間でもギリギリ続けられるラインだろう、ということで、購入してからというもの、月1度は欠かさず靴磨きを行いました。
結果、5年以上ぴかぴかの状態で靴が履けています。
まとめ
- 安い革靴は靴底が擦れやすく傷が消えにくい
- リーガルの革靴は磨き続ければ長持ち
- 靴磨きは月1度でもOK
- 15,000円の靴が5年以上もちました
靴磨き、最初は面倒でしたが、ちょっとした小傷であれば磨きで消えてしまう上、驚くほど艶が出て綺麗になるため、だんだん楽しくなってくるんですよね。
更に副次的な効果として、靴磨きの翌日に出勤する際、「ピカピカの靴で出勤」という事実に心踊る自分がいることに気が付きました。
これはいいライフハック!
更に驚くことに、1年経ってもピカピカ。
そして2年目突入。3年目。4年目も同じ靴を履きました。
靴磨きをすることで「靴=消耗品」という概念が崩されることとなりました。
革靴を磨きつつ長く履く=コスパ最強
という事実。
皆にこの事実を広めたい!そんな心がこの記事につながりました
味をしめた自分は、ビジネスシューズ以外のスニーカーも革を好んで履くようになりました。
磨くと多少の汚れが落ちる上に味が出てくるため、やはり長持ちします。
おススメですよ!!